2014-10-15から1日間の記事一覧
「しかし、よく理解してほしい。ボナパルト王朝は、革命的農民ではなく、保守的農民を代表しているのであり、その社会的生存条件である分割地を超えて押し進む農民ではなく、むしろその守りを固めようとする農民を、都市と結びついた自分自身のエネルギーに…
「「白人の重荷」という台詞は偽善と人種的傲慢以外の何ものでもなく、またそうでしかありえなかった。だがそれにもかかわらず最良のイギリス人は大真面目で重荷をわが身に引き受け、帝国主義的冒険の悲劇的なドン・キホーテになった。なぜならヨーロッパ大…
結局のところ形式的平等を超える生産関係とは何なのか?これは問いそのものが間違っている。およそ交換価値をもつような生産関係一般はすべからく形式的平等を必要とするのだ。資本主義はその結果にすぎない。どのような生産関係でも道徳的抑圧は存在する。…
「どうして道徳的欲求を非難することがあろう。生産関係の変革など狂気沙汰だ。美のファンタスムなど我々には必要ない。我々が求めているのは幸福と平和であり、そういう労働を搾取するような理解不能な美のファンタスムを一切なくそう。我々は自身の道徳的…
マルクス主義の息の根を完全に断つために、マルクス主義が広い支持を獲得しうる肉体労働者のことを考えてみよう。ここで私が肉体労働者と呼ぶのは商品フェティシズムを起こさないような商品を作る労働者、つまり、理解不可能な美のファンタスムを直接には生…