人間の正当化
異世界からの使いがやって来て連れていってもらおうとしたら「あなたは選ばれし力を持っていません」と言われて断られた。まったくその通りだと思ってふて寝したら夢のお告げがやって来て「こりゃダメですね」と言って去っていった。外では勇者と魔物が戦っていて巻き込まれて死んだ。死神が気付かないふりをして通りすぎた。勇者が死体を生き返らそうとしてちょっとした偶然で失敗した。魔物が死体を食べようとして口に入れたらまずいので吐き出した。魔法使いが死体を動かそうとしたら、使い勝手が悪そうなので中止した。神官が成仏させようとしたがいかなる何かも宿る気配がないので金に成りそうもないと放置した。墓守りが埋めようとしたが空いている場所がなかったので死臭がする前に燃やした。中途半端に焼け残った。