哲学的中傷のデッキ構築3

しかしこれはまだ準備段階でしかない。欲求の満足の質と満足を与える技術の質とを混同した自らの運命に飽食した奴隷たちに、彼らが未来に絶望するような一つの悪循環の記号の可視化を与える必要がある。選別は量的貨幣の所有によって自ずからなされる。つまり使うことも捨てることもできないゴミとしての道具に価値を見出だし続けることによって。貨幣経済学からキャラクター経済学への奴隷制の名称変更。仲介者としてのゲーマー。努力の現実性を創造されたキャラクターによって象徴させること。ただし自身がキャラクターに仕える身分として。量的貨幣に仕える職業は相対的に低い位置になる。宣言による立法によってキャラクターの性質の解釈と二次創作の物語が生産される。生産されたテクストを感情の特異性の儀式的交換（カードゲーム）によって布教する。まず百合から出発して近親相姦の家族形態を導入し、親子間における家族形態を自由な奴隷状態に置くこと。ここから与えられた役割による運命の女神信仰が発生する（レアカード）。声と言葉によるパフォーマンスによって個別的な幻想の陶酔を与えること（必殺技）。重要なのはこれに民族的･生物学的要素を一切排除し敵対する個別的ケースに対して中傷と軽蔑の礼儀で畏敬を演出することである（レイドボス）。